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高度な設定

高度な設定はPencil+ 4 マテリアルの拡張的な機能です。より詳細な質感設定を可能にします。

高度な設定 (Advanced Settings)

マテリアルの高度な設定を行う階層です。

グラデーションオフセット マップ (Gradation Offset Map)

グラデーションオフセット マップ に関する領域です。グラデーションの計算にマップによるオフセット効果を加えることができます。グラデーションの暗い色を出やすくしたり、明るい色を出やすくすることができます。ゾーンにマップを設定した場合と異なり、ライトの影響を受けた自然なグラデーション表現になります。

有効 (Enable)

グラデーションオフセット マップ の有効/無効を設定します。

量 (Amount)

グラデーションオフセット マップ の強さを設定します。

マップ (Map)

グラデーションオフセットに使用するマップを設定します。

量 : 0
(ノイズマップを設定した例)
量 : 20 量 : 40 量 : 60 量 : 80 量 : 100

出力オフセット (Output Offset)

マップ出力の基点となる値を設定します。

ハイライト デザイン (Highlight Design)

ハイライトデザインに関する領域です。ハイライトの形状をグラフを使用して任意の形に変化させることができます。単純な形状に使用すると効果的です。

有効 (Enable)

ハイライト デザインの有効/無効を設定します。

影響力 (Amount)

ハイライト エディターで設定された効果の強さを設定します。

回転 (Rotation)

ハイライト エディターで設定された形状の角度を設定します。

ハイライト エディター (Highlight Editor)

ハイライトの形状を設定します。[コーナー] [ベジェ スムーズ] [ベジェ コーナー] が利用可能です。
[コントロールポイント] の追加は、[ハイライト エディター] 内をダブルクリックしてください。

星形を設定した例
四角形を設定した例
新規生成タイプ (New Point Type)

新規で作成するコントロールポイントのタイプを設定します。

選択を削除 (Delete Selected)

選択されたコントロールポイントを削除します。

リセット (Reset)

[頂点数] で設定されたコントロール ポイント数でグラフを再配置します。

頂点数 (Number of Points)

[リセット] クリック時に初期配置されるコントロール ポイントの数を設定します。

プリセット (Presets)

プリセット機能に関連する領域です。

ハイライトデザイン プリセット (Highlight Design Presets)

ファイルに保存されたパラメータ設定をロードします。ハイライトデザイン領域のパラメータを保存できます。

プリセットは以下のファイルに保存されます。

Windows 7 以降
C:\Users\Public\Documents\PSOFT\Pencil+ 4 for 3ds Max\Presets\pencil+4_preset_hidesign.txt

追加 (Add)

プリセットに設定を保存します。プリセット名をテキスト入力フィールドに入力してから、[追加] ボタンをクリックしてください。

削除 (Delete)

プリセットを削除します。削除したいプリセットをプルダウンから選択してから、[削除] ボタンをクリックしてください。

シャドウ合成 (Shadow Blend)

シャドウ合成に関する領域です。[シャドウ] の色や合成方法を設定します。ライトの設定で [シャドウ] を ON した場合に、Pencil+ 4 マテリアルに落ちるシャドウの色を変更することができます。

シャドウ合成 (Shadow Blend)

シャドウ合成の有効/無効を設定します。

合成方法 (Blend Mode)

シャドウの合成方法を設定します。

ブレンド値 (Amount)

合成方法の強さを設定します。

基本色 (Color)

シャドウの色をを設定します。

シャドウ合成 OFF シャドウ合成 ON
(基本色に青色を設定)

マップ不透明度 (Map Opacity)

適用したマップの不透明度を調節します。

有効 (Enable)

マップの有効/無効を設定します。

マップ (Map)

シャドウにマップを設定します。

ライトカラー (Light Color)

ライトカラーに関する領域です。グラデーションに[ライトカラー]の影響を設定します。 光源の変化があるシーンで使用すると効果的です。

ライトカラー (Light Color)

シャドウ合成の有効/無効を設定します。

ライトカラー OFF ライトカラー ON
(ライトカラーが黄色の例)
ライトカラー ON
(ライトカラーに黄色、
周囲光に青色を使用した例)

合成方法 (Blend Mode)

ライトカラーの合成方法を設定します。

ブレンド値 (Amount)

合成方法の強さを設定します。

ライトカラーの置き換え (Replace Light Color)

ライトカラー置き換えの有効/無効を設定します。シーンで使用されているライトカラーを無視して、基本色に置き換えます。

基本色 (Color)

ライトカラー置き換えで使用する色を設定します。

ブレンド値 (Amount)

[基本色]の置き換えの強さを設定します。値が小さいと置き換え前の色になります。

適用するゾーン ID (Apply to Zone ID)

ライトカラーの影響するゾーン ID を設定します。

全てのゾーン ID ON ゾーン ID 3と4のみ ON

ゾーンのアンチエイリアス (Zone Anti-aliasing)

アンチエイリアスに関する領域です。ゾーンの境界にアンチエイリアシングに似た効果を設定します。

3ds Max はデフォルトの設定で [スーパーサンプリング] が OFF のため、ライティングやオブジェクト形状によりエイリアシングが発生することがあります。この機能は [スーパーサンプリング] を使用せずにマテリアルにアンチエイリアシングのような効果を設定する機能です。よりよいレンダリング結果を得るためには [ゾーンのアンチエイリアス] を OFF に設定し、[スーパーサンプリング] を ON にしてください。

以下の設定のとき [ゾーンのアンチエイリアス] を OFF に設定すると、ゾーンとハイライトのアンチエイリアスを無効にすることができます。

有効 (On)

アンチエイリアシングの有効/無効を設定します。

強度 (Intensity)

アンチエイリアシングの強さを設定します。

ライト強度の制御 (Light Intensity Control)

ライトの強度に関する領域です。マテリアル単位でライトの強度を設定することができます。

有効 (Enable)

ライト強度の制御の有効/無効を設定します。

ライト リスト (Lights List)

ライト強度の制御を設定するライトを表示します。ライトを選択することでライト単位で[強度]を設定することができます。

強度 (Intensity)

ライトの強度を設定します。0を設定するとライトからの影響が無くなります。

強度 : 0
(青色のマテリアルで
右側のライト強度を
変更した例)
強度 : 50 強度 : 100 強度 : 150 強度 : 200 強度 : 250

追加 (Add)

[オブジェクトの追加] ダイアログを表示します。[オブジェクトの追加] ダイアログで任意のライトを選択して [追加] をクリックすると、ライト リストにライトを登録することができます。

削除 (Delete)

[オブジェクトの削除] ダイアログを表示します。[オブジェクトの削除] ダイアログで任意のライトを選択して [削除] をクリックすると、ライト リストからライトを解除することができます。

マテリアルの透過 (Material Transparency)

マテリアルの透過に関する領域です。任意のマテリアルを透過させ、前面にレンダリングすることができます。

有効 (Enable)

マテリアルの透過の有効/無効を設定します。

マテリアル リスト (Materials List)

マテリアルの透過を設定するマテリアルを表示します。マテリアルを選択することでマテリアル単位で [透過度] を設定することができます。

透過度 (Transparency)

マテリアルの透過を設定します。0を設定すると透過しなくなります。

透過度 : 0
(青色のマテリアルを透過した例)
透過度 : 20 透過度 : 40 透過度 : 60 透過度 : 80 透過度 : 100

追加 (Add)

[オブジェクトの追加] ダイアログを表示します。[オブジェクトの追加] ダイアログで任意のマテリアルを選択して [追加] をクリックすると、オブジェクト リストにオブジェクトを登録することができます。

削除 (Delete)

[マテリアルの削除]ダイアログを表示します。[マテリアルの削除] ダイアログで任意のマテリアルを選択して [削除] をクリックすると、マテリアル リストからマテリアルを解除することができます。

マップ (Map)

マップの有効/無効を設定します。

マップ不透明度 (Map Opacity)

適用したマップの不透明度を調節します。

マップ不透明度 : 0
(チェックマップを設定した例)
マップ不透明度 : 20 マップ不透明度 : 40 マップ不透明度 : 60 マップ不透明度 : 80 マップ不透明度 : 100