Pencil+ 4 ファイル出力
Pencil+ 4 ファイル出力は Pencil+ 4 ラインを EPS または PLD 形式で保存します。Pencil+ 4 ファイル出力を使用するには Pencil+ 4 ラインを使用している必要があります。
Pencil+ 4 ファイル出力 (Pencil+ 4 File Output)¶
ファイル出力のフォーマットと出力先に関する設定を行う階層です。
出力パラメータ (Output Parameter)¶
出力するファイル形式を設定する領域です。
ファイルタイプ (File Type)¶
出力するファイルタイプを選択します。
Adobe Illustrator 8 EPS (*.eps)¶
Adobe Illustrator バージョン8以上で読み込が可能な EPS ファイル形式で保存します。Adobe Illustrator 以外でも、アプリケーションによっては読み込める場合があります。レイヤー機能に対応しています。
Encapsulated Post Script (*.eps)¶
特定のアプリケーションに依存しない EPS ファイル形式で保存します。「Adobe Illustrator 8 EPS (*.eps)」形式よりも多くのアプリケーションでの取り扱いが期待できますが、レイヤー機能に対応していません。
Pencil+ Line Data (*.pld)¶
PLD ファイル形式で保存します。PLD ファイルは Pencil+ 4 Line for After Effects で使用する Pencil+ 専用のファイルフォーマットです。PLD ファイルを使用することでラインの色や太さを After Effects で編集することが可能になります。Pencil+4 Thumbnail Extension をインストールすると、Windows エクスプローラーで PLD ファイルをサムネイル表示することができます。
シーンに複数の Pencil+ 4 ラインが設定されている場合、Pencil+ 4 ラインごとに複数の PLD ファイルを保存します。出力される場合のファイル名には「入力したファイル名＋効果名」が設定されます。ファイル名に
ブラシマップは PLD 出力に対応していません。Pencil+ 4 Line for After Effects の Brush Map 機能をご使用ください。
出力先 (Destination)¶
出力するファイルパスとファイル名を設定する領域です。
ファイル… (File... )¶
ベクター画像ファイルをディスクに保存するためのダイアログ ボックスを開きます。
クリア (Clear)¶
出力先に設定されたファイル名とファイルパスをクリアします。
Pencil+ 4 ラインの出力設定 (Pencil+ 4 Line Output Settings)¶
Pencil+ 4 ラインの出力設定に関する階層です。
出力する効果リスト (Output Effects List)¶
ファイル出力する Pencil+ 4 ラインの効果を設定するリストです。チェックが ON の効果を出力します。
EPS 形式はシーン内の複数の Pencil+ 4 ラインを 1 つの EPS ファイルにまとめて出力します。このリストを使用すると Pencil+ 4 ラインごとにファイルを分けて出力することができます。
PLD 形式はシーン内の複数の Pencil+ 4 ラインを効果ごとに分けてファイル出力しますが、その際に自動的にファイル名に効果名を追加します。このリストを使用して出力する効果を1つに制限することで、指定したファイル名で保存することができます。
出力するカテゴリ (Output Categories)¶
Pencil+ 4 ラインの可視線と隠線の出力設定に関する領域です。
可視線 (Visible Lines)¶
Pencil+ 4 ラインの可視線をファイルに出力します。OFF の場合は可視線を出力しません。
隠線 (Hidden Lines)¶
Pencil+ 4 ラインの隠線をファイルに出力します。OFF の場合は隠線を出力しません。
出力するエッジ (Output Edges)¶
チェックボックスを ON にしてファイルに出力するエッジを設定します。チェックが OFF のエッジは出力しません。
出力するラインセットID (Output Line Set IDs)¶
チェックボックスを ON にしてファイルに出力するラインセット ID を設定します。チェックが OFF のラインセットは出力しません。
ラインセット ID は [Pencil+ 4 ライン] で設定します。
EPS 形式の対応パラメータ¶
以下のリストは EPS 形式出力が対応する Pencil+ 4 ラインのパラメータの一覧です。
一覧にないパラメータは EPS ファイルに反映されません。また、線の前後関係（手前に表示されるか、奥に表示されるか）が異なる場合があります。
| 項目名 | 備考 |
| 基本設定 階層 | |
|---|---|
| ラインセット | |
| オブジェクト | |
| マテリアル | |
| その他 領域 | |
| ラインセット 階層 | |
| 名前 | ファイルタイプが [Adobe Illustrator 8 EPS (*.eps)] の場合、この名前が出力したベクトル画像ファイルのレイヤー名になります。 |
| オン | このチェックがオフの場合、[Pencil+ 4 ファイル出力] は機能しません。 |
| 可視線 / 隠線 | ファイルタイプが [Adobe Illustrator 8 EPS (*.eps)] の場合、可視線と隠線 はそれぞれ別レイヤーで出力されます。ベクトル画像ファイルのレイヤー名は、可視線と隠線ともに ラインセットの [名前] と同じ名称が設定されます。 |
| ブラシ 領域 | |
| 基本色 | 基本色が反映されます。ただしマップとマップ不透明度の情報は無視されます。 |
| サイズ | サイズが反映されます。ただしマップの情報は無視されます。 |
| エッジ 領域 | |
| アウトライン | [個別のブラシ設定] も反映します。 |
| オブジェクト | [個別のブラシ設定] も反映します。 |
| 交差 | [個別のブラシ設定] も反映します。 |
| スムージング境界 | [個別のブラシ設定] も反映します。 |
| マテリアル ID 境界 | [個別のブラシ設定] も反映します。 |
| 選択エッジ | [個別のブラシ設定] も反映します。 |
| 法線角度 | [個別のブラシ設定] も反映します。 |
| ワイヤ | [個別のブラシ設定] も反映します。 |
| ストローク 階層 | |
| ストローク 領域 | |
| 実線 / 破線 | |
| 長さ | ただし [ランダム 長さ] は無視されます。 |
| 間隔 | ただし [ランダム 間隔] は無視されます。 |
| はみだし | |
| ラインの複製 | |
| 法線オフセット | |
| X オフセット | |
| Y オフセット | |
| ラインの分断角度 | |
| ループ時の方向 | |
| カラー範囲 階層 | |
| RGB / HSV | |
| ±Ｒ / ±G / ±B | |