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PencilRenderElementsLine

PencilRenderElementsLine ノード は任意のレンダリング要素をファイル出力するノードです。出力するエッジやラインセット ID を組み合わせて、必要なラインのみファイル出力できます。

基本パラメータ (Basic Parameters)

レンダーエレメント出力に関する設定を行う階層です。

有効 (On)

PencilRenderElementsLine ノードの動作の有効/無効を設定します。OFF にするとファイルは出力されません。

画像ファイル出力 (Image File Output)

画像ファイルの出力に関する設定を行う階層です。

出力パス (Output Path)

画像ファイルの出力先を設定します。

シーン (Scene)

Maya の [レンダリング設定] で指定されているパスにファイルを出力します。

カスタム (Custom)

指定した任意のパスにファイルを出力します。

ファイル出力名 (Output File Name)

ファイルパスとファイル名を設定します。パスは絶対パスと相対パスで指定できます。フォルダアイコンをクリックして出力先のパスを設定できます。

ファイル出力名には Maya の [レンダー トークン] を使用できます。

絶対パス

絶対パスを使用する場合はファイル出力名に「C:\Scene001\FileName」のように入力します。

相対パス

Maya の [レンダリング設定] で指定されているパスからの相対パスを設定できます。相対パスを使用する場合はファイル出力名に「/FileName」のように入力します。「../../Scene001/FileName」のように親のディレクトリを指定することも可能です。

フォルダに分割 (Separate Folder)

画像ファイルを出力する場合に、フォルダ作成の有効/無効を設定します。

ON にするとフォルダを作成して画像を出力します。フォルダの名称はノード名を使用します。

OFF にするとフォルダを作成せずに画像ファイルを出力します。このときファイル名は「ファイル名プリフィックス+セパレーター+ノード名」を使用します。

セパレーター (Separator)

[ファイル名プリフィックス] と PencilRenderElementsLine のノード名を分割する記号を設定します。

出力する要素 (Output Element)

ラインの描画色に関する階層です。ラインの色、または深度情報のどちらを出力するか指定します。

カラー (Color)

ラインの色を出力します。

カラー

Z 深度 (Z Depth)

ラインの深度をグレースケールで出力します。

Z 最小値 (Z Min)

深度の最小位置を指定します。この値に近い距離にあるラインほど白色に描画します。

Z 最大値 (Z Max)

深度の最大位置を指定します。この値に近い距離にあるラインほど黒色に描画します。

Z 深度

出力するカテゴリ (Output Category)

ラインの [可視線] と [隠線] の出力に関する階層です。[可視線] と [隠線] を個別に出力したい場合に使用します。

可視線 (Visible Lines)

[可視線] の出力の有効/無効を設定します。

隠線 (Hidden Lines)

[隠線] の出力の有効/無効を設定します。

可視線 : ON
隠線 : ON
可視線 : ON
隠線 : OFF
可視線 : OFF
隠線 : ON

背景色 (Background Color)

レンダーエレメント出力の背景色に関する階層です。ラインと背景色が近い場合に、背景色を変えることでラインの確認がしやすくなります。

有効 (Enable)

背景色の動作の有効/無効を設定します。ON にした場合は [色] に設定された色を背景に使用してレンダリングします。

カラー (Color)

背景色を設定します。

背景色 : OFF
(背景色が黒色)
背景色 : ON
(背景色を青色に設定)

出力するエッジ (Output Edges)

Pencil+ 4 ラインのエッジ出力に関する階層です。レンダーエレメントとして出力したいエッジを選択できます。

アウトライン (Outline)

[アウトライン] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 アウトラインのみ ON

オブジェクト (Object)

[オブジェクト] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 オブジェクトのみ ON

交差 (Intersection)

[交差] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 交差のみ ON

スムージング境界 (Smoothing Boundary)

[スムージング境界] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 スムージング境界のみ ON

マテリアルID境界 (Material ID Boundary)

[マテリアル ID 境界] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 マテリアル ID 境界のみ ON

選択エッジ (Selected Edge)

[選択エッジ] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 選択エッジのみ ON

法線角度 (Normal Angle)

[法線角度] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 法線角度のみ ON

ワイヤ (Wireframe)

[ワイヤ] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 ワイヤのみ ON

出力するラインセット ID (Output Line Set IDs)

ラインセット ID の出力に関する階層です。レンダーエレメントとして出力したい [ラインセットID] を選択できます。 オブジェクトや特定のラインのみ個別に出力したい場合に使用します。たとえばキャラクターと背景にそれぞれ異なるラインセット ID を設定することで、キャラクターと背景を個別の画像ファイルに出力することができるようになります。

1〜8

ラインセット ID の出力の有効/無効を設定します。

ID 1 : ON (黒色)
ID 2 : ON (赤色)
ID 1 : ON
ID 2 : OFF
ID 1 : OFF
ID 2 : ON