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PencilRenderElementsEps

PencilRenderElementsEps ノード は EPS 形式のファイル出力するノードです。出力するエッジやラインセット ID を組み合わせて、必要なラインのみファイル出力できます。

基本パラメータ (Basic Parameters)

レンダーエレメント出力に関する設定を行う階層です。

有効 (On)

PencilRenderElementsEps ノードの動作の有効/無効を設定します。OFF にするとファイルは出力されません。

出力パラメータ (Output Parameter)

EPS ファイルの出力に関する設定を行う階層です。

ファイルタイプ (File Type)

出力するファイルタイプを選択します。

Adobe Illustrator 8 EPS (*.eps)

Adobe Illustrator バージョン8以上で読み込が可能な EPS ファイル形式で保存します。Adobe Illustrator 以外でも、アプリケーションによっては読み込める場合があります。レイヤー機能に対応しています。

Encapsulated Post Script (*.eps)

特定のアプリケーションに依存しない EPS ファイル形式で保存します。「Adobe Illustrator 8 EPS (*.eps)」形式よりも多くのアプリケーションでの取り扱いが期待できますが、レイヤー機能に対応していません。

画像ファイル出力 (Image File Output)

画像ファイルの出力に関する設定を行う階層です。

出力パス (Output Path)

画像ファイルの出力先を設定します。

シーン (Scene)

Maya の [レンダリング設定] で指定されているパスにファイルを出力します。

カスタム (Custom)

指定した任意のパスにファイルを出力します。

ファイル出力名 (Output File Name)

ファイルパスとファイル名を設定します。パスは絶対パスと相対パスで指定できます。フォルダアイコンをクリックして出力先のパスを設定できます。

ファイル出力名には Maya の [レンダー トークン] を使用できます。

絶対パス

絶対パスを使用する場合はファイル出力名に「C:\Scene001\FileName」のように入力します。

相対パス

Maya の [レンダリング設定] で指定されているパスからの相対パスを設定できます。相対パスを使用する場合はファイル出力名に「/FileName」のように入力します。「../../Scene001/FileName」のように親のディレクトリを指定することも可能です。

フォルダに分割 (Separate Folder)

画像ファイルを出力する場合に、フォルダ作成の有効/無効を設定します。

ON にするとフォルダを作成して画像を出力します。フォルダの名称はノード名を使用します。

OFF にするとフォルダを作成せずに画像ファイルを出力します。このときファイル名は「ファイル名プリフィックス+セパレーター+ノード名」を使用します。

セパレーター (Separator)

[ファイル名プリフィックス] と PencilRenderElementsLine のノード名を分割する記号を設定します。

出力するカテゴリ (Output Category)

ラインの [可視線] と [隠線] の出力に関する階層です。[可視線] と [隠線] を個別に出力したい場合に使用します。

可視線 (Visible Lines)

[可視線] の出力の有効/無効を設定します。

隠線 (Hidden Lines)

[隠線] の出力の有効/無効を設定します。

可視線 : ON
隠線 : ON
可視線 : ON
隠線 : OFF
可視線 : OFF
隠線 : ON

出力するエッジ (Output Edges)

Pencil+ 4 ラインのエッジ出力に関する階層です。レンダーエレメントとして出力したいエッジを選択できます。

アウトライン (Outline)

[アウトライン] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 アウトラインのみ ON

オブジェクト (Object)

[オブジェクト] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 オブジェクトのみ ON

交差 (Intersection)

[交差] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 交差のみ ON

スムージング境界 (Smoothing Boundary)

[スムージング境界] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 スムージング境界のみ ON

マテリアルID境界 (Material ID Boundary)

[マテリアル ID 境界] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 マテリアル ID 境界のみ ON

選択エッジ (Selected Edge)

[選択エッジ] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 選択エッジのみ ON

法線角度 (Normal Angle)

[法線角度] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 法線角度のみ ON

ワイヤ (Wireframe)

[ワイヤ] の出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 ワイヤのみ ON

出力するラインセット ID (Output Line Set IDs)

ラインセット ID の出力に関する階層です。レンダーエレメントとして出力したい [ラインセットID] を選択できます。 オブジェクトや特定のラインのみ個別に出力したい場合に使用します。たとえばキャラクターと背景にそれぞれ異なるラインセット ID を設定することで、キャラクターと背景を個別の画像ファイルに出力することができるようになります。

1〜8

ラインセット ID の出力の有効/無効を設定します。

ID 1 : ON (黒色)
ID 2 : ON (赤色)
ID 1 : ON
ID 2 : OFF
ID 1 : OFF
ID 2 : ON

EPS 形式の対応パラメータ

以下のリストは EPS 形式出力が対応する Pencil+ 4 ラインのパラメータの一覧です。

一覧にないパラメータは EPS ファイルに反映されません。また、線の前後関係(手前に表示されるか、奥に表示されるか)が異なる場合があります。

項目名 備考
基本設定 階層
ラインセット
オブジェクト
マテリアル
その他 領域
ラインセット 階層
名前 ファイルタイプが [Adobe Illustrator 8 EPS (*.eps)] の場合、この名前が出力したベクトル画像ファイルのレイヤー名になります。
オン このチェックがオフの場合、ファイルは出力されません。
可視線 / 隠線 ファイルタイプが [Adobe Illustrator 8 EPS (*.eps)] の場合、可視線と隠線 はそれぞれ別レイヤーで出力されます。ベクトル画像ファイルのレイヤー名は、可視線と隠線ともに ラインセットの [名前] と同じ名称が設定されます。
ブラシ 領域
カラー カラーが反映されます。ただしマップとマップ不透明度の情報は無視されます。
サイズ サイズが反映されます。ただしマップの情報は無視されます。
エッジ 領域
アウトライン [個別のブラシ設定] も反映します。
オブジェクト [個別のブラシ設定] も反映します。
交差 [個別のブラシ設定] も反映します。
スムージング境界 [個別のブラシ設定] も反映します。
マテリアル ID 境界 [個別のブラシ設定] も反映します。
選択エッジ [個別のブラシ設定] も反映します。
法線角度 [個別のブラシ設定] も反映します。
ワイヤ [個別のブラシ設定] も反映します。
ストローク 階層
ストローク 階層
実線 / 破線
長さ ただし [ランダム 長さ] は無視されます。
間隔 ただし [ランダム 間隔] は無視されます。
はみだし
ラインの複製
法線オフセット
X オフセット
Y オフセット
ラインの分断角度
ループ時の方向
カラー範囲 階層
RGB / HSV
±R / ±G / ±B