Render Elements
Render Elements はラインの要素を個別に Rendere Texture に出力するための機能です。カメラに追加した [Pencil Line Effect] コンポーネントで設定を行います。
[Render Elements] リストの [+] ボタンを押すと、 [Render Elements Line] ノードが新規で追加されます。
Render Elements Line Node¶
レンダーエレメント出力に関する設定を行うノード機能です。
Output Element¶
ラインの描画色に関する領域です。
Type¶
ラインの色、または深度情報のどちらを出力するか指定します。
Color¶
ラインの色を出力します。
カラー |
Z Depth¶
ラインの深度をグレースケールで出力します。
Z Min¶
深度の最小位置を指定します。この値に近い距離にあるラインほど白色に描画します。
Z Max¶
深度の最大位置を指定します。この値に近い距離にあるラインほど黒色に描画します。
Z深度 |
Render Texture Output¶
Target Texture にラインを描画する Render Texture アセットを設定します。 Unity Recorder などを利用し Render Texture をファイルに出力することで、ラインの描画結果のみを画像として保存できます。
https://assetstore.unity.com/packages/essentials/unity-recorder-94079
Output Categories¶
ラインの [可視線] と [隠線] の出力に関する領域です。[可視線] と [隠線] を個別に出力したい場合に使用します。
Visible Lines (可視線)¶
[可視線] の出力の有効/無効を設定します。
Hidden Lines (隠線)¶
[隠線] の出力の有効/無効を設定します。
可視線 : ON 隠線 : ON |
可視線 : ON 隠線 : OFF |
可視線 : OFF 隠線 : ON |
Background Color¶
レンダーエレメント出力の背景色に関する領域です。ラインと背景色が近い場合に、背景色を変えることでラインの確認がしやすくなります。
Enabled (有効)¶
背景色の動作の有効/無効を設定します。ON にした場合は [色] に設定された色を背景に使用してレンダリングします。
Color (色)¶
背景色を設定します。
背景色 : OFF (背景色が黒色) |
背景色 : ON (背景色を青色に設定) |
Output Edges¶
Pencil+ 4 ラインのエッジ出力に関する領域です。レンダーエレメントとして出力したいエッジを選択できます。
Outline (アウトライン)¶
[アウトライン] の出力の有効/無効を設定します。
レンダリング画像 | アウトラインのみON |
Object (オブジェクト)¶
[オブジェクト] の出力の有効/無効を設定します。
レンダリング画像 | オブジェクトのみON |
Intersection (交差)¶
[交差] の出力の有効/無効を設定します。
レンダリング画像 | 交差のみON |
Smoothing Boundary (スムージング境界)¶
[スムージング境界] の出力の有効/無効を設定します。
レンダリング画像 | スムージング境界のみON |
Material ID Boundary (マテリアルID境界)¶
[マテリアル ID 境界] の出力の有効/無効を設定します。
レンダリング画像 | マテリアルID境界のみON |
Normal Angle (法線角度)¶
[法線角度] の出力の有効/無効を設定します。
レンダリング画像 | 法線角度のみON |
Wireframe (ワイヤ)¶
[ワイヤ] の出力の有効/無効を設定します。
レンダリング画像 | ワイヤのみON |
Output Line Set ID¶
ラインセット ID の出力に関する領域です。レンダーエレメントとして出力したい [ラインセットID] を選択できます。
オブジェクトや特定のラインのみ個別に出力したい場合に使用します。たとえばキャラクターと背景にそれぞれ異なるラインセット ID を設定することで、キャラクターと背景を個別の画像ファイルに出力できるようになります。
1〜8¶
ラインセット ID の出力の有効/無効を設定します。
ID 1 : ON (黒色) ID 2 : ON (赤色) |
ID 1 : ON ID 2 : OFF |
ID 1 : OFF ID 2 : ON |