ビューポート表示とレンダリング

ビューポートにラインを表示する機能です。ビューポートでラインが確認できることでラインの設定の変更を確認するたびにレンダリングする手間を省くことができます。また、ビューポートレンダリングを利用すると、ライン描画を加えたアクディブなビューをレンダリングできます。

ラインのビューポート表示設定を行うサイドメニューです。[ラインプレビュー] ボタンをクリックするとラインの描画が始まり、[ラインプレビュー] に関する設定が表示されます。

viewport disable

viewport enable

指定した色で背景を塗りつぶします。ラインのみの表示結果をビューポート上で確認できます。

情報

[ビューポート表示] の背景色はビューポートレンダー機能でレンダリングされません。もし、背景色を利用してレンダリングする場合は [ビューポートレンダー] の [背景色] を設定してください。

ビューポートをカメラビュー表示に設定したとき、ビューのズームに合わせてラインサイズも自動的に拡大・縮小します。

規模の大きなシーンなどにおいてビューポート更新がリアルタイムに行えない場合は、ラインプレビュー処理は自動的に一時停止します。その後、マウス入力などを行わず一定時間が経過すると、ラインは最新状態に更新されます。

より大規模なシーンにおいてレンダリングに数秒間の時間がかかる場合には、Blender がフリーズ状態になることを防ぐためにラインプレビューはタイムアウトし、エラーとして扱われます。この場合、ビューに表示するオブジェクトを限定するなど軽量な状態にしたのちに、再度ラインプレビューをオンにしてください。

ラインプレビューのタイムアウト設定は、アドオンのプリファレンスで調整できます。

ビューポートレンダーサイドメニュー¶

現在のアクディブなビューにラインを表示してレンダリングする機能です。ラインの表示と背景色以外は Blender の 3D ビューポートの [ビューポートレンダー] と同様の動作をします。

viewport render menu

現在のアクティブなビューにラインを描画した静止画をレンダリングします。

現在のアクティブなビューにラインを描画したアニメーションをレンダリングします。

現在のアクティブなビューにラインを描画してレンダリングします。選択したオブジェクトにキーフレームがあるフレームのみをレンダリングします。キーフレームがない区間は最後にレンダリングされたフレームが繰り返されます。

チェックボックスをオンにすると、上の3つのビューポートレンダリングをする際に、指定した色で画像の背景が塗りつぶされます。ラインと設定した背景色のみの表示結果がレンダリングされます。