Render Elements / Pencil+ 4 マテリアル

Render Elements は任意のレンダリング要素をファイル出力する機能です。Pencil+ 4 マテリアルは出力するマテリアル要素やマテリアル ID を組み合わせて、必要なマテリアル情報のみファイル出力することができます。

パラメータ (Parameters)

レンダーエレメント出力に関する設定を行う階層です。

プリセット (Presets)

プリセット機能に関連する領域です。

プリセット (Presets)

ファイルに保存されたパラメータ設定をロードします。パラメータ階層の値を保存できます。

プリセットは以下のファイルに保存されます。

Windows 7 以降
C:\Users\Public\Documents\PSOFT\Pencil+ 4 for 3ds Max\Presets\pencil+4_preset_mtlelem.txt

追加 (Add)

プリセットに設定を保存します。プリセット名をテキスト入力フィールドに入力してから、[追加] ボタンをクリックしてください。

削除 (Delete)

プリセットを削除します。削除したいプリセットをプルダウンから選択してから、[削除] ボタンをクリックしてください。

出力の選択 (Output Selection)

マテリアルの出力対象に関する領域です。[マテリアル ID] または [オブジェクト ID] を使用して出力したい対象を設定できます。

マテリアル ID (Material ID)

Pencil+ 4 マテリアルに設定された [マテリアル ID チャンネル] 番号を使用してマテリアルを出力します。マテリアル単位でファイル出力したい場合に使用します。

[マテリアル ID チャンネル] はマテリアルエディターで 0 〜 15 の範囲で設定することができます。

マテリアル ID チャンネル

オブジェクト ID (Object ID)

Pencil+ 4 マテリアルが設定された [オブジェクト ID] 番号を使用してマテリアルを出力します。オブジェクト単位でファイル出力したい場合に使用します。

オブジェクト ID は [オブジェクトプロパティ] で設定することができます。

オブジェクト ID

背景色 (Background Color)

レンダーエレメント出力の背景色に関する領域です。

有効 (Enable)

背景色の動作の有効/無効を設定します。ON にした場合は [色] に設定された色を背景に使用してレンダリングします。

色 (Color)

背景色を設定します。

背景色 : OFF （背景色が黒色）	背景色 : ON （背景色を青色に設定）

ゾーンカラー出力 (Zone Color Outputs)

Pencil+ 4 マテリアルのゾーンのカラー出力に関する領域です。出力したいマテリアル要素とグラデーションのゾーン ID を選択することができます。

ハイライト (Highlight)

[ハイライト] の出力の有効/無効を設定します。

ハイライト : ON ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : ON	ハイライト : OFF ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : ON	ハイライト : ON ゾーン ID1 : OFF ゾーン ID2 : OFF ゾーン ID3 : OFF

ストローク (Stroke)

Pencil+ 4 マテリアルの ストローク領域 に設定されたマップの出力の有効/無効を設定します。

ストローク : ON ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : ON	ストローク : OFF ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : ON	ストローク : ON ゾーン ID1 : OFF ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : OFF

反射 (Reflection)

[反射] の出力の有効/無効を設定します。

反射 : ON ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : ON	反射 : OFF ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : ON	反射 : ON ゾーン ID1 : OFF ゾーン ID2 : OFF ゾーン ID3 : OFF

ゾーンマップ (Zone Map)

ゾーンに設定されたマップの出力の有効/無効を設定します。

ゾーンマップ : ON ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : ON	ゾーンマップ : OFF ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : ON	ゾーンマップ : ON ゾーン ID1 : OFF ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : OFF

ゾーン ID (Zone ID) 1 〜 8

[ゾーン ID] を使用してゾーンの出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 (最も暗いゾーンがゾーン ID1)	ゾーン ID 1 : ON ゾーン ID 2 : ON ゾーン ID 3 : OFF	ゾーン ID 1 : ON ゾーン ID 2 : OFF ゾーン ID 3 : OFF

ゾーンの形状を維持する (Preserve the shapes of the zones)

ゾーン ID のチェックボックスが OFF のゾーンを、どのようにレンダリングするか設定します。[ゾーンの形状を維持する] が ON の場合はゾーンの見た目の形状を維持したようなレンダリング結果になります。OFF の場合は有効なゾーン ID の色で塗りつぶします。

ゾーンごとに出力した画像を合成ソフトウェアで重ねる場合に使用します。出力する要素の分け方によって適切な設定を使用してください。

ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : ON	ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : OFF ゾーン ID3 : OFF ゾーンの形状を維持する : ON	ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : OFF ゾーン ID3 : OFF ゾーンの形状を維持する : OFF

ゾーンアルファ出力 (Zone Alpha Outputs)

Pencil+ 4 マテリアルのゾーンのアルファ出力に関する領域です。アルファの出力したいマテリアル要素とグラデーションのゾーン IDを選択することができます。

ゾーン ID (Zone ID) 1〜8

ゾーン ID のアルファ出力の有効/無効を設定します。

レンダリング画像 (最も暗いゾーンがゾーン ID1)	ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : OFF ゾーン ID3 : OFF	ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : ON

ストロークのみ出力 (Output Stroke Only)

ストロークのアルファ出力の有効/無効を設定します。ゾーン ID が ON のゾーンで、ストローク領域 に設定されているストロークのアルファのみ出力します。チェックボックスがONのときは [ゾーン ID] によるアルファ出力は無視されます。

レンダリング画像	ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : ON ストロークのみ出力 : OFF	ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : ON ストロークのみ出力 : ON

ゾーンマップのみ出力 (Output Zone Map Only)

マップのアルファ出力の有効/無効を設定します。ゾーン ID が ON のゾーンで、マップが使用されているマップのアルファのみ出力します。チェックボックスが ON のときは [ゾーン ID] によるアルファ出力は無視されます。

レンダリング画像	ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : ON ゾーンマップのみ出力 : OFF	ゾーン ID1 : ON ゾーン ID2 : ON ゾーン ID3 : ON ゾーンマップのみ出力 : ON

アルファから除外 (Exclude from Alpha)

設定された ID 番号のマテリアルまたはオブジェクトのアルファを出力しないように設定できます。

マテリアル ID (Material ID)

指定した [マテリアル ID チャンネル] 番号の Pencil+ 4 マテリアルのアルファを出力しないように設定できます。[出力の選択] 領域で [オブジェクト ID] が ON の場合にアクティブになります。

オブジェクト ID (Object ID)

指定した [オブジェクト ID] 番号の Pencil+ 4 マテリアルのアルファを出力しないように設定できます。 [出力の選択] 領域で [マテリアル ID] が ON の場合にアクティブになります。

オブジェクト ID : ON (RGB チャンネル)	オブジェクト ID : ON 円錐オブジェクトのオブジェクト ID 番号を指定した例 (アルファ チャンネル)	オブジェクト ID : OFF (アルファチャンネル)