P_BlurCelMulti
適用前 | BlurCelMulti 適用後 |
色を拡張する階層的なブラー処理を追加するエフェクトです。
一般的なブラーはブラー量を大きくすると、小さな領域のピクセルが失われてしまいます。BlurCelMulti はもとのピクセルの領域を拡張しながらブラー処理を行います。
パラメータリファレンス¶
View¶
エフェクトの描画結果を選択します。
Normal¶
ソース画像とエフェクトを同時に表示します。
Extract¶
エフェクトが適用されている領域を表示します。
Base¶
[Base]グループに適用されている領域を表示します。
Group 1 〜 4¶
[Group 1 〜 4]のエフェクトが適用されている領域を個別に表示します。
Base¶
グループ毎にブラー処理を行う機能です。[Base] は [Process] のブラー処理は異なり色の拡張を行わない(P_BlurCel 同様の)ブラー処理を行います。
Blur Amount¶
ブラーの強さを設定します。
Blur Repeat Num¶
イメージにブラーを繰り返し適用する回数です。
[Keep Division] により筋のような模様が現れることがあります。その場合はこの値を大きく設定してください。
Keep Division¶
ブラー効果が主線や他の色領域を乗り越えて影響するかを設定します。
ON | OFF |
Color 1 〜 4¶
処理の基準となる色を設定します。
Color Range 1 〜 4¶
設定された色に対する許容範囲を設定します。
Process 1 〜 4¶
グループ毎にブラー処理を行う機能です。[Process]は[Base]のブラー処理は異なり色の拡張を行うブラー処理をします。
P_BlurCel では複数の色に隣接した特定の色を、複数の色に対してブラーする事が出来ませんでした。P_BlurMulti では色の拡張を行うブラー処理によって複数の色に対してブラー処理を行うことが出来ます。
元素材 | 赤色と青色に [Base] を使用し、 緑色に [Process] を使用した例 |
Enable Process¶
プロセス グループをオンにするためのチェックボックスです。
Color¶
処理の基準となる色を設定します。
Color Range¶
設定された色に対する許容範囲を設定します。
Boundary Blur¶
ブラーの強さを設定します。
Blur Repeat Num¶
イメージにブラーを繰り返し適用する回数です。
[Keep Division]により筋のような模様が現れることがあります。その場合はこの値を大きく設定してください。
Boundary Bias¶
ブラーのぼけ幅を設定します。
Keep Division¶
ブラー効果が主線や他の色領域を乗り越えて影響するかを設定します。