PencilRenderElementsPld
PencilRenderElementsPld は PLD ファイル形式で保存するノードです。PLD ファイルは Pencil+ 4 Line for After Effects で使用する Pencil+ 専用のファイルフォーマットです。PLD ファイルを使用することでラインの色や太さを After Effects で編集することが可能になります。Pencil+4 Thumbnail Extension をインストールすると、Windows エクスプローラーで PLD ファイルをサムネイル表示できます。
シーンに複数の Pencil+ 4 ラインがある場合、 PencilLine ノードごとに複数の PLD ファイルを出力します。 ブラシマップは PLD 出力に対応していません。Pencil+ 4 Line for After Effects の Brush Map 機能をご使用ください。
基本パラメータ (Basic Parameters)¶
レンダーエレメント出力に関する設定を行う階層です。
有効 (On)¶
PencilRenderElementsPld ノードの動作の有効/無効を設定します。OFF にするとファイルは出力されません。
画像ファイル出力 (Image File Output)¶
画像ファイルの出力に関する設定を行う階層です。
出力パス (Output Path)¶
画像ファイルの出力先を設定します。
シーン (Scene)¶
Maya の [レンダリング設定] で指定されているパスにファイルを出力します。
カスタム (Custom)¶
指定した任意のパスにファイルを出力します。
ファイル出力名 (Output File Name)¶
ファイルパスとファイル名を設定します。パスは絶対パスと相対パスで指定できます。フォルダアイコンをクリックして出力先のパスを設定できます。
ファイル出力名には Maya の [レンダー トークン] を使用できます。
絶対パス¶
絶対パスを使用する場合はファイル出力名に「C:\Scene001\FileName」のように入力します。
相対パス¶
Maya の [レンダリング設定] で指定されているパスからの相対パスを設定できます。相対パスを使用する場合はファイル出力名に「/FileName」のように入力します。「../../Scene001/FileName」のように親のディレクトリを指定することも可能です。
フォルダに分割 (Separate Folder)¶
画像ファイルを出力する場合に、フォルダ作成の有効/無効を設定します。
ON にするとフォルダを作成して画像を出力します。フォルダの名称はノード名を使用します。
OFF にするとフォルダを作成せずに画像ファイルを出力します。このときファイル名は「ファイル名プリフィックス+セパレーター+ノード名」を使用します。
セパレーター (Separator)¶
[ファイル名プリフィックス] と PencilRenderElementsLine のノード名を分割する記号を設定します。
出力するカテゴリ (Output Category)¶
ラインの [可視線] と [隠線] の出力に関する階層です。[可視線] と [隠線] を個別に出力したい場合に使用します。
可視線 (Visible Lines)¶
[可視線] の出力の有効/無効を設定します。
隠線 (Hidden Lines)¶
[隠線] の出力の有効/無効を設定します。
![]() |
![]() |
![]() |
可視線 : ON 隠線 : ON |
可視線 : ON 隠線 : OFF |
可視線 : OFF 隠線 : ON |
出力するエッジ (Output Edges)¶
Pencil+ 4 ラインのエッジ出力に関する階層です。レンダーエレメントとして出力したいエッジを選択できます。
アウトライン (Outline)¶
[アウトライン] の出力の有効/無効を設定します。
![]() |
![]() |
レンダリング画像 | アウトラインのみ ON |
オブジェクト (Object)¶
[オブジェクト] の出力の有効/無効を設定します。
![]() |
![]() |
レンダリング画像 | オブジェクトのみ ON |
交差 (Intersection)¶
[交差] の出力の有効/無効を設定します。
![]() |
![]() |
レンダリング画像 | 交差のみ ON |
スムージング境界 (Smoothing Boundary)¶
[スムージング境界] の出力の有効/無効を設定します。
![]() |
![]() |
レンダリング画像 | スムージング境界のみ ON |
マテリアルID境界 (Material ID Boundary)¶
[マテリアル ID 境界] の出力の有効/無効を設定します。
![]() |
![]() |
レンダリング画像 | マテリアル ID 境界のみ ON |
選択エッジ (Selected Edge)¶
[選択エッジ] の出力の有効/無効を設定します。
![]() |
![]() |
レンダリング画像 | 選択エッジのみ ON |
法線角度 (Normal Angle)¶
[法線角度] の出力の有効/無効を設定します。
![]() |
![]() |
レンダリング画像 | 法線角度のみ ON |
ワイヤ (Wireframe)¶
[ワイヤ] の出力の有効/無効を設定します。
![]() |
![]() |
レンダリング画像 | ワイヤのみ ON |
出力するラインセット ID (Output Line Set IDs)¶
ラインセット ID の出力に関する階層です。レンダーエレメントとして出力したい [ラインセットID] を選択できます。 オブジェクトや特定のラインのみ個別に出力したい場合に使用します。たとえばキャラクターと背景にそれぞれ異なるラインセット ID を設定することで、キャラクターと背景を個別の画像ファイルに出力することができるようになります。
1〜8¶
ラインセット ID の出力の有効/無効を設定します。
![]() |
![]() |
![]() |
ID 1 : ON (黒色) ID 2 : ON (赤色) |
ID 1 : ON ID 2 : OFF |
ID 1 : OFF ID 2 : ON |